SORA TO HIMAWARI

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リアル 12

IMG_2071_20121217135441.jpg

年に一度、発売される本。
私が今、唯一楽しみにしている漫画。

車椅子バスケで世界の頂点を目指す主人公の話。
だけど、彼一人の話だけでなく、その周りの人間模様も奥深く描かれる。

ここには、キレイゴトなんて、1字たりとも出てこない。
障がい者を擁護、同情するそぶりなんてものも、1シーンだって出てこない。

障がい者だとか、健常者だとか、そんなことは関係ない。どんな人間にも一度は
体を引き裂かれ、胸をエグられるような出来ごと、葛藤に、ぶちあたるもの。
それを、一人の人間として、どう向き合い、どう立ち向かっていくのか。

うさん臭い言い訳もなければ、ごまかしも一切ない。

だから、「伝わってくる」んです。

ホンモノの葛藤。
本音のぶつかり合い。
どんなに泥臭くても、遠回りしようと、
人間最後には前を向いて
「生きていく」力を持っている、と
気づかせてくれる。

障がい者とか健常者なんて立場じゃなく、
本気で生きようとしてる人間同士の間には
互いに与え合えるものが必ずある、と
教えてくれる。

挫折する姿も、愚痴る姿も、泣き叫んで八つ当たりする姿も、
全部が偽りのない本音。そこから一切目を背けることなく、
ありのままを、豪快なまでに描き切ってくれているせいで、
読んでいる私までも、心を裸にさせられる。
自分に嘘をついた姿では、決して読み進めることはできない。
そんな風に感じた。

毎年、一冊を読み終えるごとに、いつも胸いっぱいに溢れるほどの
感情の塊みたいな置き土産を残していってくれる。
それが何なのかうまく言えないけど、
とにかくいつも「よし、いっちょ頑張るか」と思わせてくれるw

上っ面じゃない、『リアル』。

ホント、毎回読み終わって最初に出てくる言葉は決まって、

''井上雄彦、スゲ〜...( ゚A゚;;)''

ただただ放心状態の私 (笑)

12巻、もとい12年。描き切り続けられる、って。
やっぱ、''井上雄彦、スゲ〜...'' ww






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